暴れる麻酔科医!?怖くて仕事ができなくなった看護師

看護師として働いていると、悩みは尽きないものです。
業務上のミスや、先輩からのいじめ、師長の考え方が合わない。
サービス残業が多い、給料が少なくて不満!
辞めたいと思うことって、たくさんあると思います。
転職を考えている看護師さん、多いんじゃないでしょうか?
そこで看護師さんに職場の悩み・転職のきっかけとなった出来事を聞いてみました。
あなたもこれを見れば今抱えている悩みの解決につながるかもしれませんよ。
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初めまして、30代の看護師です。仕事は黙々と行う目立たないタイプでした。真面目で仕事に手を抜けず、周囲から「もっと笑って。」と言われたこともあります。

職場でどんなトラブルがありましたか?

手術室で働いていた時のことです。夜中に緊急帝王切開のため、看護師2名・麻酔1名・婦人科医2名が呼び出されました。麻酔科医はまだ転勤して日が浅く、あまりコミュニケーションがとれていませんでした。幸いにも胎児は心拍低下しておらず、腰椎麻酔(下半身麻酔)となりました。
妊婦さんは緊急手術になった恐怖と、陣痛の痛みにがんばって耐えてくれていました。無事に麻酔がかかり、手術の準備に入った時です。患者さんには「離皮架」と呼ばれる顔にシーツがあたらないようにする棒を架けるのですが、それを私が設置しようとした際に麻酔科医が「痛いっ。」と言いました。私は固定する際に麻酔科医の指を挟んでしまったのではと驚き、「すみません!」と言って急いで離皮架を外しました。するとその麻酔科医は「なんてな。」と言ってきたのです。通常では冗談だと受け止めることが出来たのですが、緊急の場面にその発言は常識がないと感じ「こんな時にやめてください。」と言いました。
手術が始まって暫くしてからです。麻酔科医が私のほうにやってきて、「ちょっと来い。」と言いました。手術中に部屋から離れるのは避けたかったのですが、医師に言われたらいかない訳にはいきません。隣の部屋に一緒に移動し、夜中の真っ暗な手術室を不気味だなと思っていた時です。「貴様、何様のつもりだっ!」いきなりの怒声に何が起こったのか理解できませんでした。その後も怒鳴り声は続きます。私は変に冷静になってしまい、麻酔科医の手を握って「先生、わかりました。後で聞きますから今は手術に戻りましょう。」と落ちつけようとしました。暫くして麻酔科医も落ち着いたのか、手術に戻り無事に終わりました。
手術後、約束したからと思い麻酔科医のいる部屋に行きました。自分の態度も悪かったなと思い、「失礼な態度をとってすみませんでした。」と大人の対応をしたと思います。その後、麻酔科医も何らかの言葉があると思って待っていると、パソコンを触りながらこっちを見ようとしなかった彼から驚きの行動が。「なんか!貴様、まだ言いたいことがあるんか!」いきなり怒鳴り出して、ゴミ箱を蹴ったのです。私が立ちつくしていると、今までの人生で聞いたことのないような罵詈雑言。唯一覚えているのは、「俺はお前なんか簡単にやめさせることが出来るんぞ。」という脅しです。もちろん出来ません。そして私の周囲をぐるっと一周し脅したあと、物に当たりだしました。弁当の中身を床にぶちまけ、備品を蹴りまくり、棚の扉を壊し・・・など暴れて帰って行きました。

誰かに相談しましたか?

その時一緒に勤務していた同僚と、翌日直属の上司に報告しました。
上司は話を聞いてくれましたが、病院には報告しなかったようでなかったことにされたようです。
そんな性格ですからその麻酔科医は他の医師とも問題を起こし、少しして異動になりました。

そのトラブルがあって、辞めたいと思いましたか?

辞めたいと思いました。というか、その麻酔科医が怖くて仕事が出来なくなりました。

その後、辞めましたか?

いいえ、辞めませんでした。
事情を知っている同僚が他のスタッフにも働きかてくれて、その麻酔科医になるべく関わらない仕事を優先的に配慮してくれました。その後麻酔科医は異動になりましたので。

医師との関係に悩む看護師に一言お願いします

医師とのトラブルは多くの看護師が体験することだと思います。私は患者さんに対しての態度ばかりを考えて、医師に対してはあまり積極的に関わらないように、トラブルを起こさないようにと思ってきました。医師に愛想良くしている同僚が媚びているように感じていました。しかし今回のことで、世の中には信じられないことをする社会人がいることを学びました。媚びているのではなく、自分や周囲が円滑に仕事をするために愛想よく接することは、自分を守ることになるんだと思います。